引数機能はiCeye解説ツールver2.10から搭載された機能で、実行時に付加する事で様々な起動などができるものです。
この機能を用いる事でパワーポイントとの連携やデジタルサイネージとの連動も可能になりました。
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 第1引数 第2引数 第3引数 第4引数 第5引数 第6引数 第7引数 第8引数 第9引数
各引数間には半角スペースを入力します。
プレイリスト名かFileNoまたはINIファイルを指定します。
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明
上記の例はプレイリストが「白内障-術前説明」の場合
プレイリスト再生か個別ファイル再生かINIファイル参照かを指定します。
値 | 機能 |
---|---|
plist | プレイリスト再生(初期値) |
single | 個別ファイル再生 |
file | INIファイルを参照 |
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明 plist
上記の例はプレイリストの「白内障-術前説明」を指定する場合
※引数を指定しなければ初期値の「plist」が適用されます。
例)F:¥iCeye解説ツール.exe A1100 single
上記の例は個別ファイルの「A1100」を指定する場合
個別ファイルNoは収録情報のFileNoを参照
起動時の画面サイズを指定します。
値 | 機能 |
---|---|
ful | フルスクリーンサイズ(初期値) |
nom | 通常サイズ |
max | 最大化サイズ |
any | 任意のサイズ ※第7~10引数必須 |
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明 plist nom
上記の例は通常サイズで表示する場合
※引数を指定しなければ初期値の「ful」が適用されます。
再生終了時にiCeye を終了するかどうかを指定します。
値 | 機能 |
---|---|
true | 終了(初期値) |
false | 起動のまま |
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明 plist nom false
上記の例は再生終了時にアプリが起動のままの状態になります。
※引数を指定しなければ初期値の「true」が適用されます。
iCeye 終了時に任意のファイルを開きたい場合に使用します。例えばiCeye 終了時にパワーポイントのファイルを開く等の利用が可能です。
任意のファイルパスを絶対パスで指定します。
※第4引数が「true」の場合に動作します。
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明 plist ful true C:¥Users¥UserName¥Desktop¥パワーポイントファイル.pptx
第5引数で指定したファイルをどの様なウインドウサイズで開くかを指定します。
値 | 機能 |
---|---|
nom | 通常サイズ(初期値) |
max | 最大化サイズ |
※指定ファイルのアプリケーションが最後に終了した状態が、ウインドウ最大化の状態で終了した場合は、その状態が優先されます。例えばパワーポイントのウインドウサイズを最大化して終了した場合は、ここでの指定は無視され最大化で表示されます。
ここでの引数を有効にしたい場合はウインドウサイズを通常サイズにしてからアプリケーションを終了する必要があります。
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明 plist ful true C:¥Users¥UserName¥Desktop¥パワーポイントファイル.pptx max
上記の例はパワーポイントファイル.pptxが最大化表示されます。
※引数を指定しなければ初期値の「nom」が適用されます。
この引数はウインドウを任意の位置に任意のサイズで表示する場合に指定します。
この機能はデジタルサイネージなど、表示エリアを指定する必要がある場合に有効です。
正常に動作するには諸条件があります。
引数番号 | 値 | 機能 |
---|---|---|
第7引数 | 数値 | LEFT:Windowの左位置を指定 |
第8引数 | 数値 | TOP:Windowの上位置を指定 |
第9引数 | 数値 | Width:Windowの幅を指定 ※1008以上 |
第10引数 | 数値 | Height:Windowの高さを指定 ※768以上 |
例)F:¥iCeye解説ツール.exe 白内障-術前説明 plist any true C:¥Users¥UserName¥Desktop¥パワーポイントファイル.pptx max 0 0 1008 768